JWF News 10月号 第4回アジア・太平洋水サミット(熊本市)2022年4月23日~24日に開催決定

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【JWF News Vol. 192】 2020年10月21日発行

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◇目 次◇

・巻頭言 コロナ禍のスピンオフ

・日本水フォーラムからのお知らせ
– 第4回アジア・太平洋水サミット(熊本市)2022年4月23日~24日に開催決定
– 第3回APWFウェビナーを開催します

・日本水フォーラムからの報告
– 第4回アジア・太平洋水サミット 第3回合同実行委員会(ウェブ会議)を開催しました
– APWFウェビナーの開催―第4回アジア・太平洋水サミットに向けた取り組み
– JWFファンド2019 プロジェクト完了報告(パプアニューギニア)
– 4℃アクアプログラム2019 完了しました

・活動へのご支援・ご協力のお願い

・掲示板コーナー

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・巻頭言 コロナ禍のスピンオフ
日本水フォーラム代表理事 竹村公太郎

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第4回アジア・太平洋水サミット(4th APWS)新たな開催日の決定 
 2020年、人類は新型コロナウイルスと闘っています。2020年10月に予定されていた4th APWSも1年程度延期されることになっていました。
 9月18日に、4th APWS第3回合同実行委員会がオンラインで開催され、16人の委員が出席しました。当委員会のオンライン開催は、前回に続いて2回目です。
 今回の委員会では、国内外の各種行事予定等を踏まえ、関係機関と調整し慎重に検討を進めてきた結果、4th APWSの新たな開催日程を2022年4月に予定していることが事務局から報告され、賛同を得ました。
 また、「水とCOVID-19(サミットテーマへの反映)」も議題となり、国内外有識者である委員皆さんから、コロナ後の社会の指針なども含め、興味深いご意見を交換していただきました。会議結果の詳細は、近日中に日本水フォーラムのウェブサイト公開予定です。
 さらに、2022年4月の4th APWSに向け、新たな取り組みが提案、発表されました。「APWFウェビナーシリーズ」と、「ユース活動の新たな取り組み」です。

スピンオフの提案「ユース活動の新たな取り組み」
 「ユース活動の新たな取り組み」は、水関連分野を中心として、主に高校生の交流と、国際人としての素養を養うことを目指すものです。すでに全国各地の高校生たちは、川の環境保全活動をはじめ様々な水関連分野の活動を行っています。
 その有意義な活動を顕彰する場は以前からありますが、私たちの「ユース活動の新たな取り組み」の狙いは、次の4点です。①日本各地の高校生たちにインターネットを通じて「水問題」を中心に交流してもらう、②交流を通じて日本各地の情報を知り、改めて自分たちの故郷の「水」に目を向けてもらう、③気候変動・環境変化が進む中、「水」は広範な課題に通じていることを知ってもらう、④交流を通して、日本の未来を見つめるきっかけにしてもらう。
 高校生年代はインターネット世代です。インターネットを使用し、映像をやすやすと駆使して、自分たちの活動を日本各地に発信し、同時に日本各地の情報を、驚きをもって知ってくれるでしょう。
 交流は国内にとどまりません。今述べた「日本各地」を「アジア各国」「世界各国」とすれば、国際人としての経験を獲得する機会にもつながります。

スピンオフの提案「ウェビナー」
 「ウェビナー」とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)から成る造語です。4th APWSの主催者である「アジア・太平洋水フォーラム(APWF)」が、関係機関・組織の方々と共に、新たな企画としてシリーズをスタートさせました。
 講師は聴衆の居ない中でカメラに向かって話していただくことになりますが、質疑はできます。実際どこかの会場で開催する場合と違い、人数制限や場所的な制限がほとんどありません。録画がインターネット上に公開されれば、時間的な制約がまったくなくなります。
 世界中の優れた専門家の講演が視聴できるのです。世界中の人が、水分野に関連する優れた知見に接することができるのです。このウェビナーシリーズがライブラリーになれば、次世代へ引き継ぐ優れたスピーチ集にもなっていきます。
 既に、9月23日と10月7日、2回のウェビナーを実施し、各国から100名を超える方々が参加しました。APWF事務局として日本水フォーラムも、このウェビナーシリーズに重点的に取り組んでいきます。

スピンオフが主流に
 世界中の人々がコロナ禍で奮闘しています。私たち水分野の関係者も例外ではありません。感染症の問題と不可分な「水と衛生」、コロナ禍でより顕在化してきた「水関連の災害」など、水問題解決のための活動を模索していました。4th APWS合同実行委員会のウェブ開催も、その一環です。インターネットを利用した「ユース」と「ウェビナー」も同様です。
 スピンオフと言うと「副産物」といった印象があります。しかし、この「ユース」は人材育成や教育の主流に、「ウェビナー」は持続可能な社会の新たなパートナーシップの主流になっていくかもしれません。
 コロナ禍に負けず、逆に、それをバネにして日本水フォーラムのスタッフは頑張っていきます。

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・日本水フォーラムからのお知らせ

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– 第4回アジア・太平洋水サミット(熊本市)2022年4月23日~24日に開催決定

今般の新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大などにより、本年4月22日に延期を発表した「第4回アジア・太平洋水サミット」に関し、国内外の各種行事予定等を踏まえ、関係機関と調整しつつ慎重に検討を進めてきた結果、

新たな開催日程を令和4(2022)年4月23日(土)~24日(日)に決定しましたので、お知らせします。

両日の詳細なプログラム、参加方法等については、今後、アジア・太平洋水フォーラム、あるいは事務局である日本水フォーラムのホームページ等で公表する予定です。

▼報道発表資料はこちら▼
https://www.waterforum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/10/4apws_press20201007.pdf

(報告者:ディレクター 浅井重範)

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– 第3回APWFウェビナーを開催します

第3回APWFウェビナーを次の要領で開催する次第です。
日時:11月10日(火)13時30分~14時30分
スピーカー:ユネスコ・アジア太平洋地域科学局 シャバス・カーン局長
トピック:グリーンリカバリーオプションに向けて、水セクターの道筋の再計画(仮)

詳細はAPWFホームページ、及び、参加登録ページよりご覧頂けます。

▼APWFホームページ▼
http://apwf.org/3rd-apwf-webinar-re-charting-water-pathways-for-greener-recovery-options/

▼参加登録はこちら▼
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_X6_d-Y3ATF2EOaNukKdL5w

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・日本水フォーラムからの報告

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– 第4回アジア・太平洋水サミット 第3回合同実行委員会(ウェブ会議)を開催しました

 9月18日(金)、丹保憲仁副委員長(元北海道大学総長/一般財団法人北海道河川財団会長)、大西一史副委員長(熊本市長)を始め、国内外16名の委員の参加の下、第3回合同実行委員会をウェブ会議形式で開催しました。
 延期となっていた第4回アジア・太平洋水サミット(4th APWS)について、新たな開催日程(案)が事務局から提案されましたが、反対等の意見はありませんでした。
 2022年の新たな開催日程を前提に、4th APWSを有意義なものにするため、サミット開催までの取り組みとして、アジア太平洋地域49カ国を対象として、アジア・太平洋水フォーラム(APWF)に参加している国連機関等から、水問題(新型コロナウイルス感染症対策を含む)に関する最新情報を提供するAPWFウェビナーを開催すること、高校生を対象としたユース水フォーラム・JAPANを発足させ、4th APWSにおいてユースからの提言等を取りまとめることを報告し、委員より有意義な意見をいただきました。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/all/policy_recommendations/apws/2020/1007/?p=15517?tag=jp,rep_jp

(報告者:ディレクター 浅井重範)

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– APWFウェビナーの開催―第4回アジア・太平洋水サミットに向けた取り組み

日本水フォーラムが事務局を務めるアジア・太平洋水フォーラム(Asia-Pacific Water Forum: APWF) は、第4回アジア・太平洋水サミット(4th APWS)開催までの間、アジア太平洋地域48か国の政府職員、大使館職員及び日本政府の職員などを対象に、水分野の知見の幅を広げ、深化させることを目的としてAPWFウェビナーを開催します。これは、1か月に一回程度、60分間で行い、APWFメンバー機関をはじめとする国際機関等に講師を依頼します。
これまで2回のAPWFウェビナーを開催しましたが、それぞれ100名程度の方々に聴講をして頂きました。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/all/policy_recommendations/apwf/2020/1021/?p=15742

(報告者:マネージャー 朝山由美子)

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– JWFファンド2019 プロジェクト完了報告(パプアニューギニア)

JWFファンド2019には、36カ国から302件の応募があり、選考の結果、6カ国7件の活動を支援しました。
今回は、パプアニューギニアで実施されたポンプ設置と衛生教育による健康状態の改善プロジェクトについて、ご報告いたします。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/all/grass_roots_projects/jwf/2020/1020/?p=15668

(報告者:ディレクター 浅井重範、アシスタント・マネージャー 田畑美世)

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– アクアプログラム2019が完了しました!

 アクアプログラムは、ジュエリーブランド『4℃』を展開する株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツと日本水フォーラムとの共同プロジェクトです。
 「水」を通じた社会貢献により、水に関する問題を抱える途上国の女性たちを支援し、すべての女性へ「美しさ」と「ときめき」を届けることを目指し、2008年の開始から、これまでキリバス、スリランカ、バングラデシュで活動を実施しています。
 2017年からは、バングラデシュにて、継続的な活動を実施しています。12年目となる2019年度は、バングラデシュ、クルナ管区、バゲルハート県の農村において、安全な飲み水の確保と女性の水汲み労働からの解放を目指し、50世帯を対象に雨水貯留タンクの設置と維持管理に関するトレーニングを実施しました。

▼詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/all/grass_roots_projects/yondoshi/2020/0917/?p=15279?tag=jp,rep_jp

(報告者:ディレクター 浅井重範、アシスタント・マネージャー 田畑美世)

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・活動へのご支援・ご協力のお願い

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大胆な発想と行動力で地球上の水問題解決を目指す日本水フォーラムを応援してください

日本水フォーラムは、認定NPO法人です。日本水フォーラムへの「ご寄付」と「賛助会員の会費」は、税制優遇の対象となります。

▼税制優遇の内容はこちら▼
https://www.waterforum.jp/all/info/2020/0520/?p=13453?tag=jp,rep_jp

▼ご寄付・遺贈に関するご案内▼
https://www.waterforum.jp/jp/get_involved/make_a_donation

▼会員募集に関するご案内▼
https://www.waterforum.jp/jp/get_involved/become_a_member

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「第4回アジア・太平洋水サミット(4th APWS)」
開催日程:令和4(2022)年4月23日(土)~24日(日)

国内外の各種行事予定等を踏まえ、関係機関と調整しつつ、新たな開催日程を決定いたしました。
新たな日程で4th APWSを円滑に開催できるよう、引き続きご寄付・ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

▼寄付の詳細はこちら▼
https://www.waterforum.jp/jp/get_involved/make_a_donation#1

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・掲示板コーナー

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【2021日本ストックホルム青少年水大賞】
主催:日本水大賞委員会・国土交通省(事務局:公益社団法人日本河川協会)
募集期間:令和2年4月1日~10月31日
表彰式:令和3年6月下旬~7月上旬 日本科学未来館 予定
URL:http://www.japanriver.or.jp/sjwp/index.htm 

【第23回日本水大賞】
主催:日本水大賞委員会・国土交通省(事務局:公益社団法人日本河川協会)
募集期間:令和2年7月7日~10月31日
表彰式:令和3年6月下旬~7月上旬 日本科学未来館 予定
URL:http://www.japanriver.or.jp/taisyo/

※免責事項:日本水フォーラムは、掲示板の掲載情報に関して責任を負いかねます。
掲載情報へのお問い合わせは各主催者へお願いいたします。

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※掲示板への掲載希望、新規配信希望、配信停止・変更などは、下記アドレスまで

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JWF News Vol. 192 令和2年10月21日発行
特定非営利活動法人日本水フォーラム(認定NPO法人)
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5-4 アライズ第2ビル6階
TEL: 03-5645-8040 FAX: 03-5645-8041
E-mail: news[at]waterforum.jp URL: https://www.waterforum.jp
※[at]をアットマークに変えて送信してください。

現在、新型コロナウイルス感染拡大の防止対策として、職員一同在宅勤務・テレワークを実施しています。
そのため、ご意見等に対するご返信に数日を要する場合もございますので、予めご了承頂きたくお願い致します。
皆様の安全とご健康を祈念申し上げます。

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このコンテンツは、公益財団法人 河川財団の河川基金の助成を受けています。

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