JWFファンド2020では、新型コロナウイルスの感染予防にも欠かせない水と衛生に関する課題解決を目指すプロジェクト7件を支援しました。プロジェクトでは、感染症対策に関する啓発活動も実施されました。
プロジェクト名 | 国 | 直接受益者数 | 概要 |
1. Kake村の湧水保護設備の建設 | カメルーン | 1,000人 | |
2. Kisega村の湧水保護設備の建設 | ウガンダ | 1,674人 | |
3. Thapathaliスラムの手洗い器の設置 | ネパール | 777人 | |
4. Sparly Dehri 村の地域共有VIPトイレの建設 | パキスタン | 200人 | |
5. Kiberaスラムの給水所(水キオスク)の設置 | ケニア | 1,000人 | |
6. Batapiyasa kanda地域共有の貯水タンクの設置 | スリランカ | 600人 (予定) | |
7. Mitumeスラムの公立小学校4校の雨水貯留タンクの設置 | ケニア | 3,457人 |
JWFファンドとは
JWFファンドは、2005(平成17)年に日本水フォーラム(JWF)が設立し、JWFへの会費や一般の方から寄せられた寄付を元に独自に運営する助成基金です。発展途上国の水問題解決のために草の根活動を行っている団体を対象に、毎年プロジェクトを公募し、採択された団体には1プロジェクトあたり1,000 USドルを上限とした資金を助成しています。
この基金は、日本水フォーラムの会費や、一般の方から寄せられた寄付等により運営されています。
JWFファンド2020実施概要
・公募期間:2020年6月22日~7月21日
・応募件数:35カ国347件
・支援件数:6カ国7件(カメルーン1件、ウガンダ1件、ケニア2件、ネパール1件、パキスタン1件、スリランカ1件)
・プロジェクト実施期間:2020年10月~2021年2月末
(報告者:ディレクター 浅井重範、副マネージャー 郡司晃江)