第3回JWFウェビナーでは、日本がサニテーション・サービス・チェーンの各段階で、オンサイト衛生をいかにして公共の問題として取り扱ってきたかについてご説明いたします。多くの国、特に発展途上国では、オンサイト衛生が重要な衛生施設となっています。しかし、オンサイト衛生の劣悪な状況は、先進国でも途上国でも散見されますが、オンサイト衛生の根本的な問題は、それが公共の問題でとして捉えられていないことです。他の国でオンサイト衛生を改善するために、必ずしも日本と同じ制度枠組みを使う必要はありませんが、日本の方式は、オンサイト衛生を改善したいと考えている国にとって、参考になることでしょう。基本的な問題や課題は、日本も諸外国も同じだからです。どうぞ、お気軽にご参加ください。
◆日時 2021年7月28日(水) 16:00~17:00
◆講師 日本サニテーションコンソーシアム 顧問 橋本 和司 氏
◆タイトル オンサイト衛生における日本の経験
◆使用言語 英語(日本語通訳なし)
【講師略歴】 橋本 和司 氏
東京大学法学部卒業後、日本の政府開発援助の実施機関である、海外経済協力基金(OECF)に勤務。以後、国際協力銀行(JBIC)開発セクター部長、JICA(国際協力機構)上級審議役等を歴任し、一貫して、政府開発援助の有償資金協力業務を担う。2009年にJICA退職。現在、八千代エンジニヤリング株式会社海外事業部顧問、日本水フォーラム参与、日本サニテーションコンソーシアム顧問、アジア開発銀行研究所コンサルタントを兼任。より良い衛生管理のための制度的枠組みの推進に取り組んでいる。
フライヤー
https://www.waterforum.jp/pdf/tjkw/3rdJWFWebinar.pdf
登録はこちら
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_uku4aosFRMCAjLSjph01kA
(報告者:マネージャー 吉井麗子)