JWFファンド2022には、33カ国から268件の応募がありました。選考の結果、本年度は4カ国5件のプロジェクトに対し支援を実施することを決定しました。
JWFファンド2022 支援プロジェクトの概要
プロジェクト名 | 国 | 直接受益者数(人) | 概要 |
Manbun村Musah地区における生活用水源地整備 | カメルーン | 2,700 | |
Mwanza市Misungwi地区5小学校への手洗い所設置 | タンザニア | 2,500 | |
Chipaka村における井戸整備 | タンザニア | 650 | |
Mikindani村における給水環境整備(給水管、キオスク) | ケニア | 450 | |
既存灌漑用水路の改修による営農環境改善 | パキスタン | 1,800 |
JWFファンドとは
JWFファンドは、2005年に日本水フォーラムが設立し、独自に運営する助成基金です。発展途上国の水問題解決に草の根レベルで貢献するため、現地の草の根団体によるプロジェクトを支援しています。
毎年、支援するプロジェクトの公募を行い、採択されたプロジェクトに対しては、1件当たり1,500USドルを上限とした資金支援を行っています。採択プロジェクトの選定にあたっては、解決策の持続可能性を考慮しています。特に、地元の資材・人材・技術の活用、施設等の維持管理のための仕組み等を重要視しています。
この支援は、日本水フォーラムの会員の皆さまの会費や、一般の方から寄せられた寄付等により実施されています。詳しくはこちら。
JWFファンド2022実施概要
・公募期間:2022年6月8日~7月8日
・応募件数:33カ国268件
・支援件数:4カ国5件(カメルーン1件、タンザニア2件、ケニア1件、パキスタン1件)
・プロジェクト実施期間:2022年10月~2023年2月末
(報告者:プロジェクトマネージャー 清水敏宣)