3月24日に、国連本部内サイドイベントルームで国際機関等と「ユースセッション – ローカルアクション、グローバルインパクト:持続可能な水管理のための世代間パートナーシップの構築- 」と題したセッションを開催しました。
本セッションは、世界中のユースが主導する取り組みを共有し、世代を超えて水問題を解決するため、ユース世代の有意義な参画について協議するために開催され、開発銀行、政府機関、国際NGO、国際ユースプラットフォームなどの幅広い組織がこのセッションに参加しました。
本セッションでは、上川陽子衆議院議員・水制度改革議員連盟会長、ADB専務理事 Mr.Woochong Um氏、熊本市長の大西一史氏、日本水フォーラム理事 石渡幹夫氏、日本と海外のユースが参加し、5か国以上12名のスピーカーが水に関する取り組み事例や研究を英語で発表しました。現在の活動をもとに、ユースがさらなるイニシアティブを模索し、これを支援する世代間のパートナーシップを強化する方法について議論しました。セッションに参加した高校生4名は、ユース水フォーラムに応募した動画のダイジェスト版をセッションで放映し、自らが取り組む水に関する活動を英語で発表しました。
◇リード機関: 一般社団法人 水の安全保障戦略機構 |
ユース水フォーラムのWater Action Agendaのコミットメントはこちら(英語ページ)
- 主な提言
- 情報の共有と知見を深めることは、水の管理において重要なツールであり、情報を共有し、公平かつ持続可能な水の管理に取り組む必要がある。
- 次世代とのパートナーシップを築き、共通の目標を達成することが重要である。
- 望ましい影響を達成するためには、地域での行動を強化することが重要である。地域の行動を拡大し、地域社会の持続可能性を高めることが必要である。
- ユースだけではなく、指導者や関係者全員に行動を呼びかけ、協力して問題解決に取り組むことが必要である。
- 第10回世界水フォーラムに向けて、共同行動計画を策定し、情報交換を継続的に行うことが必要である。
タイトル | ユースセッション – ローカルアクション、グローバルインパクト: 持続可能な水管理のための世代間パートナーシップの構築 – |
日時 | 2023年3月24日(金) 11:00~12:15 (75分) |
場所 | 国連本部内 Side Event Room C |
サイドイベントプログラム
次第 |
スピーカー |
セッション開会 |
MC/ Moderator |
来賓挨拶 |
上川陽子総理特使(衆議院議員、元法務大臣、水制度改革議員連盟会長) |
主催者挨拶 |
日本水フォーラム: 石渡 幹夫、東京大学客員教授、国際協力機構(JICA)国際協力専門員(防災・水資源管理) |
基調講演 |
アジア開発銀行: Mr. Woochong Um, Managing Director General |
パネル – ケーススタディー |
・熊本市: 大西一史 熊本市長 |
Q&A, ディスカッション |
MC/ Moderator |
セッション閉会 |
MC/ Moderator |
フォトセッション |
MC/ Moderator |
(報告者:アシスタント・マネージャー 武石晃徳)