多世代で対話「50年後の持続可能な地域社会」(InterAqua2024主催者セミナー「水道行政移管後の未来」)

ユースが登壇したトークセッション(InterAqua2024主催者セミナー)写真左より、春日氏、関氏、堀川氏、武田氏

2024年1月31日(水)からの3日間、東京ビッグサイトで、持続可能な企業活動を支える水ビジネスの展示会「InterAqua2024」(公式サイトはこちら)が開催されました。この主催者セミナーに、日本水フォーラムの人材育成・啓発プログラム「ユース水フォーラム」に参加のユースがパネリストとして登壇しました。前段では、2024年4月から水道行政が国土交通省と環境省に移管することをきっかけとした政策提言に関し、「利水は全て自然流下で」と題した講演も行われました(講師:日本水フォーラム代表理事 竹村公太郎)。

「50年後の環境・経済・社会とは?!」と題したトークセッションでは、10代から40代が登壇しました。それぞれの専門領域の立場から、「50年後の社会と言われてイメージすること」「流域の視点をどう持っているか」「人口減少と流域社会」などをトーキングポイントとして意見交換が行われました。海外の政策事例や、ユースの海洋プラごみ問題の取組、今年の元旦に発生した能登半島地震にも触れながら、「50年後をより良いものとしていくには?」が語り合われました。前段の講演や聴講者の方々を含めると、10代から70代で将来の日本の地域社会を水の観点から展望するセミナーとなりました。

「ユース水フォーラム」では、このような多世代で対話を行なう機会を重視する、世代間アプローチを実践しています。環境・経済・社会の問題が絡み合った社会課題には、様々な水の問題が内包されています。皆様も是非「ユース水フォーラム」に参加しませんか?ユース水フォーラム公式サイトはこちら

開催概要 InterAqua2024主催者セミナー「水道行政移管後の未来~50年後の持続可能な地域社会を目指して」

2024年1月31日(水) 10:30-12:00、ステージA(東8ホール)
1)10:30~【講演】利水は全て自然流下で行うー今日から歩むための課題と検討事項
講師:日本水フォーラム代表理事 竹村公太郎
2)11:15~【トークセッション】50年後の環境・経済・社会とは?!
登壇者:東京大学准教授 春日郁朗氏、EYストラテジー・アンド・コンサルティング関 隆宏氏、都留文科大学1年 堀川 咲希子氏、日本水道新聞編集長 武田教秀氏(モデレーター)

(報告者:チーフ・マネージャー 桑原清子)

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