特定非営利活動法人 日本水フォーラム(認定NPO法人、東京都中央区、代表理事:竹村公太郎)は、京都市及び世界水会議(仏NGO、WWC:World Water Council)と共に、「京都世界水大賞2024」※を実施しています。
この度、大賞受賞団体がインドネシアの団体「Youth Sanitation Concern」(ユースサニテーションコンサーン)に決定したのでお知らせいたします。
多くのご応募がありましたが、京都世界水大賞選定委員会(京都市、世界水会議及び日本水フォーラムから構成)において、「文化」と「コミュニティ」に寄与し,持続可能な活動であるかという観点を重視して厳正な審査を行いました。その結果、当該団体は、コロナ禍という衛生に関して難しい局面の中、地域のインフラ整備(公衆トイレ)を行い、周知キャンペーンを通じて地域住民へ衛生習慣を定着させたこと、及びプロジェクト実施後に地域住民が連携して施設を適切に管理したことが評価されました。
2024年5月には、インドネシアのバリ島で第10回世界水フォーラムが開催されます。本大賞の授賞式はその閉会式内で執り行い、賞金200万円がYouth Sanitation Concernに贈られます。
※京都世界水大賞は、途上国の水問題解決に向けて優れた活動を続ける草の根団体を顕彰する国際的な賞として、2003年に創設されました。以後、3年に1度開催される国際会議「世界水フォーラム」にあわせて実施しております。
【公募・受賞団体等について】
募集期間:2023年6月1日~2023年9月15日
応募件数:30カ国、70件
受賞団体:Youth Sanitation Concern
(ユースサニテーションコンサーン)
/ランプン州バンダールランプン地区(インドネシア)
大賞賞金:200万円
協賛企業:旭酒造株式会社, 株式会社島津製作所
協賛企業様、審査員の皆様、そして応募者の皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
(報告:マネージャー 常宗勇太)