JWFファンド2023では、水と衛生に関する課題解決を目指すプロジェクト5件を支援しました。給水や衛生設備の整備プロジェクトには、配水管網の補修やCOVID-19などの感染症対策に関する啓発活動も実施されました。詳細は各報告書をご覧ください。
【JWFファンド2023 支援プロジェクトの概要】
プロジェクト名 | 国 | 直接受益者数 | 報告書 |
Shabaan小学校の給水改善 | ウガンダ | 1,141人 | |
Sozhavandan Girls Secondary Schoolの給水改善 | インド | 1,700人 | |
Kahinju小学校と地域給水改善 | ウガンダ | 1,025人 | |
West Timorの元避難民集落配水管網補修 | インドネシア | 702人 | |
Mbororo共同体の水源池修繕 | カメルーン | 1,000人 |
【JWFファンドとは】
- JWFファンドは、2005(平成17)年に日本水フォーラム(JWF)が設立し、独自に運営する助成基金です。発展途上国の水問題解決に草の根レベルで貢献するため、現地の草の根団体によるプロジェクトを支援しています。
- 毎年、支援するプロジェクトの公募を行い、採択されたプロジェクトに対しては1件あたり1,500 USドルを上限とした資金支援を行います。採択プロジェクトの選定にあたっては、解決策の持続可能性を考慮しています。特に、地元の資材・人材・技術の活用、施設等を維持管理のための仕組み等を重視しています。
- この支援は、日本水フォーラム会員皆さまの会費や、一般の方から寄せられた寄付等により運営されています。詳しくはこちら。
【JWFファンド2023実施概要】
・公募期間:2023年6月27日~7月27日
・応募件数:33カ国208件
・支援件数:4カ国5件(ウガンダ2件、インド1件、インドネシア1件、カメルーン1件)
・プロジェクト実施期間:2023年10月~2024年3月末
(報告者:プロジェクトマネージャー 鈴木武二郎)