アジア太平洋地域プロセス開催結果のまとめ

日本水フォーラムが事務局を務めるアジア・太平洋水フォーラム(APWF)は、韓国水資源公社(K-water) が事務局を務めるアジア水会議(AWC)、アジア開発銀行とともに、「アジア太平洋地域プロセス」全体の調整役を務めました。 アジア太平洋地域を5つのサブリージョン

  • 北東アジア、
  • 中央アジア、
  • 東南アジア、
  • 南アジア、
  • オセアニア・太平洋

に分け、 各サブリージョナルコーディネーターとの協議を主導しながら、各地域特有の水課題に対する解決策、解決に至るまでの施策の取り組みポイントや突破口について、先進事例と共に取りまとめ、発信しました。 

 アジア太平洋地域プロセスとして、

  • 11のサブリージョンセッション(RP)(アジア各サブリージョン2セッション、オセアニア・太平洋3セッション)
  • 5つのサブリージョン統合セッション(RS)、
  • 1つのアジア太平洋地域プロセス総括セッション
  • 世界の他地域間との対話
  • 地域プロセス総括
  • テーマ別プロセスサブテーマコーディネーターと、4つのハイレベルパネル

に取り組みました。

11のサブリージョンセッションのうち、JWFとして、北東アジアサブリージョナルリードコーディネーターを務め、RP1セッション、RP2セッション、北東アジア総括セッション(ユース)セッションにも携わりました。 

 APWFとしては、RP3,RP4,RP5, RP6, 及び、RS氷河決壊課題に対処する越境協力セッション、太平洋島嶼国総括セッションには、スピーカーとしても参加しました。

アジア太平洋地域プロセスの全体総括として、最終的に、各アブリージョナルコーディネーターが開催したセッションからのハイライトやキーメッセージを取り集め、次の5つの指針

  • GP1:レジリエンスと適応能力の構築
  • GP2:包括性とジェンダー平等の推進
  • GP3:環境の持続可能性と循環型経済の導入
  • GP4:ガバナンスの改善とファイナンスの促進
  • GP5:イノベーションと技術進歩の促進 

ごとに、「繁栄を共有するための水」を実現するための道筋に向けた提言をまとめ、アジア太平洋総括セッション、及び、全体会合の場で発信しました。

発信した資料のうち、一部は、下記PDFをご参照ください。

なお、アジア太平洋地域プロセスでは、別途、各セッションごとのトピックス概要、セッション開催結果概要やキーメッセージ、ショーケースを取り入れた、「アジア太平洋地域プロセス総括レポート」も出版する次第です。

資料
5月21日(火):地域プロセスオープニング PDF(
5月24日(金):全体会合でのアジア太平洋地域プロセス取りまとめ発信 () 

5月23日 アジア太平洋地域総括セッション

5月24日全体総括セッション

〈参考資料〉

会合2日目ハイライト: 地域プロセスオープニング

会合4日目ハイライト: 地域プロセスインターリージョナルダイアログ

アジア太平洋地域プロセスの紹介 (WWF公式ニュースレター)

アジア太平洋地域プロセス 統括 WWF10インスタグラム

メディアコンフェレンスでの発信

10th World Water Forum Blog  24th May 10th World Water Forum Agrees to Strengthen Disaster Risk Reduction Management

APWF アジア太平洋地域プロセス・コンセプトノートを含む、これまでの準備に関するホームページ
第10回世界水フォーラム 地域別プロセスについて
Asia-Pacific Regional Process Sessions of the 10th World Water Forum
APWF will serve as the coordinator of the Asia Pacific Regional Process of 10th World Water Forum with the AWC

(報告者:チーフマネージャー 朝山由美子)

お使いのブラウザーはこのサイトの表示に対応していません。
より安全な最新のブラウザーをご利用ください。