2024年5月24日、第10回世界水フォーラムの閉会式において、インドネシアの草の根団体「Youth Sanitation Concern」への京都世界水大賞2024授賞式を開催しました。今回は70件の応募があり、その中の大賞として共催代表から賞金200万円が贈られました。
同団体はコロナ禍という衛生に関して難しい局面の中、地域のインフラ整備(公衆トイレ)を行い、周知キャンペーンを通じて地域住民へ衛生習慣を定着させたこと、及びプロジェクト実施後に地域住民が連携して施設を適切に管理したことが高く評価されました。
Youth Sanitation ConcernのCoordinator であるIffah Rachmi氏の他、日本水フォーラム副会長の沖大幹東京大学大学院工学系研究科教授、旭酒造株式会社 代表取締役社長の桜井一宏氏、世界水会議(以下WWC)理事のAhmet Mete Saatci氏が登壇され、賞金ボードが手渡されました。また、トップスポンサーの旭酒造株式会社より記念品の贈呈も行われ、松井孝治京都市長によるビデオ祝賀メッセージが上映されました。
ご協賛いただいた企業・団体をはじめ、本大賞へ応募いただいた草の根団体、ご登壇者、最終審査委員会、そして多くの方々のご支援とご協力により本大賞を実施することができました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
京都世界水大賞2024概要
・応募者:70団体
・賞金:200万円
・共催:京都市、世界水会議(WWC; World Water Council)、日本水フォーラム
・京都世界水大賞2024協賛企業・団体:旭酒造株式会社、株式会社 島津製作所
(報告者:マネージャー 常宗勇太)