タイトル | 健全な水循環に達するための世代間協力の促進 |
日時 | 2024年5月23日(木) 8:30~10:00 (90分) |
場所 | Kintamani 2, MEZZANINE, BNDCC 1 |
2024年5月23日、日本水フォーラムは、韓国水フォーラム、UNESCO北京と共催で、第10回世界水フォーラムで「健全な水循環に達するための世代間協力の促進」と題したユースセッションを開催しました。
アジア太平洋地域は、気候変動や健全な水循環の維持という大きな課題に直面しています。この中で、若者の役割がますます重要になっています。若者はイノベーションと持続可能な解決策を推進し、健全な水循環を目指した社会変革を導く力を持っています。
2023年3月に開催された「国連水会議2023」で開催したユースセッションでは、「意義ある若者の参画(MYE)」の必要性が確認されました。このセッションでは、2022年4月に熊本で開催された「第4回アジア・太平洋水サミット」で始まったユース分科会での議論をもとに、様々なユースのネットワークが確立されました。この勢いを受け、2023年11月には、日本水フォーラムと韓国水フォーラムおよび熊本市が共催する「ユース水フォーラムアジア」が熊本で開催され、参加した高校生世代の各国の水問題の現状と自身の取組みを発表しあうとともに、世界の水問題解決のために互いに協力できること等を専門家を交え対話しました。
本セッションは、日本および海外より14名が登壇し、ユースが主導する地域社会ベースの活動や研究を発表し、ユースの活動を支援するための世代間協力の機会や、さまざまなユースグループによる共同プログラムを探ることなどを議論しました。本セッションで発表した高校生は、ユース水フォーラム2023に応募した動画の内容を、自らが取り組む水に関する活動として英語で発表しました。
関連ページ:
第10回世界水フォーラム 日本パビリオンにて、ユースセッション「Inter-generational Water Dialog: The Future We Want 2024」を開催しました
https://www.waterforum.jp/news/22063/
(報告者:アシスタント・マネージャー 武石晃徳)