4℃ AQUA PROGRAM 2014が完了しました!

4℃ AQUA PROGRAMとは
株式会社 ヨンドシーホールディングスが展開するジュエリーブランド「4℃」は、自由に姿かたちを変えながらも決して本質は変わらない水のようでありたいという思いのもと誕生しました。4℃ AQUA PROGRAMは、「水」を通じた社会貢献として、深刻な水と衛生にかかわる問題を抱える途上国の女性へ「美しさ」と「ときめき」を届けることを目指し、2008年(平成20年)に設立された株式会社 ヨンドシーホールディングスと日本水フォーラムの共同プロジェクトです。

4℃オフィシャルウェブサイト 「4℃ AQUA PROGRAM」
http://www.fdcp.co.jp/company/csr/

4℃ AQUA PROGRAM 2014 概要
1)プロジェクト名
『スリランカの女性と子どもたちへ天からの水の恩恵を』
~雨水貯留タンク設置プロジェクト~

2)実施地
スリランカ 北部州 バブニヤ県 マハカッチャコディア村

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スリランカ 北部州 バブニヤ県 マハカッチャコディア村

3)受益者数
14世帯120人

4)実施期間
2014年10月~2015年5月

5)現地パートナー団体
Lanka Rain Water Harvesting Forum(LRWHF)
http://www.lankarainwater.org/

6)実施地の水問題
バブニヤ県は、ドライゾーン(乾燥地帯)に位置している。毎年、乾季になると井戸が干上がってしまい、住民は水を求めて離れた場所に水を汲みに行くことになる。また、この地域の地下水は、基準値を超えたフッ素やヒ素など、身体へ深刻な問題を与える不純物が含まれている。また、水道水にも高濃度の不純物が溶け込んでおり、長期的に飲用することで、腎不全患や歯、骨に異常をきたす患者数が多く、特に子どもの健康への影響が懸念されている。腎不全発症患者のほとんどが、30~60代の男性のため、主な働き手が女性や子供(妻子)がとなり、貧困の連鎖の原因となっている。

7)実施内容
・14世帯を対象に、世帯ごとに雨水貯留タンク(8,000リットル)を設置した。
・住民の中から選定した対象者にタンク建設のトレーニングを実施した。
・住民に対し、タンクの維持・管理に関するトレーニングを実施した。

8)実施効果
・乾季の間、1世帯(各4~5名)あたり、飲み水を含め毎日10リットル/人の水を確保し利用できるようになった。
・維持管理に関するトレーニングを受けた住民は、タンクが壊れた際の修理や清掃のアドバイスを行う事が出来るようになった。
・女性を水汲みの負担から解放される。
・水購入の費用が軽減される。
・井戸水の利用を控え、雨水を利用することで、腎臓疾患の進行や拡大を防ぐ。

実施のようす

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建設した雨水貯留タンクと住民
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維持管理に関するトレーニングのようす

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