授賞式での賞金ボード授与 |
2018年3月、第8回世界水フォーラムの閉会式において、144件の応募から大賞に選ばれた、トーゴの草の根団体「Charité Chrétienne pour Personnes en Détresse (CCPD)」へ、共催代表と協賛代表から賞金200万円が贈られました。現地プロジェクトの企画から実施まで、すべての過程に住民が参加する手法が高く評価されたものです。
CCPDは2018年5月~2019年7月にかけ、賞金を用いて自国の水問題解決のためのプロジェクトを実施します。
京都世界水大賞とは
京都世界水大賞は、途上国の水問題解決に向けて優れた活動を続ける草の根団体を顕彰する国際的な賞として、2003年に創設されました。以後、2006年から3年に1度開催される国際会議「世界水フォーラム」にあわせ、実施されています。
京都市と世界水会議により設立された京都世界水大賞は、第4回より世界水会議と日本水フォーラムが共催しています。
第5回京都世界水大賞概要
- 共催:日本水フォーラム、世界水会議(WWC; World Water Council)
- 協賛:株式会社島津製作所、鹿島建設株式会社、株式会社東京建設コンサルタント、(一財)河川情報センター、(一財)日本建設情報総合センター、(一財)ダム技術センター、(一財)国土技術研究センター、(一財)水源地環境センター、五洋建設株式会社、(一財)北海道河川財団、 川合鑿泉工業株式会社、久二野村水産株式会社(12企業・団体、順不同)
- 賞金:200万円
授賞式概要
第8回世界水フォーラムの閉会式において、144件の応募から大賞に選ばれた、トーゴの草の根団体「Charité Chrétienne pour Personnes en Détresse (CCPD)」へ、共催代表と協賛代表から賞金200万円が贈られました。
- 開催日:2018(平成30)年3月23日
- 開催場所:第8回世界水フォーラム 閉会式
- 登壇者:
– 共催代表:日本水フォーラム代表理事 竹村、World Water Council 会長 ベネディト・ブラガ氏
– 協賛代表:Shimadzu do Brasil Comercio Ltda.* 取締役社長 的場俊英氏
*株式会社島津製作所のブラジル法人
– 受賞団体代表:CCPD創立者 Yawo Agbeko Tsevi氏
授賞式のようす
日本水フォーラム代表理事 竹村 | Shimadzu do Brasil Comercio Ltda.取締役社長 的場氏 |
CCPD創立者 Tsevi氏 | 日本水フォーラム職員による司会進行 |
>共催者WWCによる本授賞式の報告はこちら(WWC公式ウェブサイト(英語))
調印式概要
日本水フォーラムとCCPDは、受賞賞金を用いてプロジェクトを実施するための覚書を締結しました。
- 開催日:2018(平成30)年3月21日
- 開催場所:第8回世界水フォーラムEXPO会場、日本パビリオンブース内
- 登壇者:
– 共催代表:日本水フォーラム代表理事 竹村
– 受賞団体代表:CCPD創立者 Yawo Agbeko Tsevi氏
調印式のようす
左:日本水フォーラム代表理事 竹村 、右:CCPD創立者 Tsevi氏 覚書への調印後、CCPDに記念盾が贈られた |
▼京都世界水大賞について詳しくはこちら▼
https://www.waterforum.jp/jp/what_we_do/grass_roots_projects/kyoto-prize
ご協賛いただいた企業・団体のみなさまをはじめ、最終審査委員会のみなさま、本大賞へ応募いただいた草の根団体など、多くの皆さまのご支援とご協力により本大賞を実施することができました。心より感謝申し上げます。
(報告者:マネージャー 郡司晃江)
第5回京都世界水大賞協賛企業・団体
川合鑿泉工業株式会社、久二野村水産株式会社