「ダルビッシュ 有 水基金」第10号プロジェクト(インド)開始のお知らせ

報道関係各位

日本水フォーラムは世界の水問題解決のため、草の根活動の支援を実施しています。 本年で、設立から10年目を迎えた「ダルビッシュ 有 水基金」は、昨年の第9号プロジェクトに続き、第10号プロジェクトを以下のとおり実施いたします(報道発表文書PDF)。

■プロジェクト名: インド、ラージャスターン州での雨水利用による安全な飲み水の確保と生活改善プロジェクト

■実施地:インド、ラージャスターン州、バルメルとジョドプールの境域に位置する村

■実施者:特定非営利活動法人日本水フォーラム  現地活動団体:Jal Bhagirathi Foundation (JBF)

■現在の状況:実施対象地域には川や海がなく、ごくわずかな水源に頼っている。雨水を溜める池は家畜も使用するため汚染され、地下水は塩水化するなど、衛生的で安全な飲み水の確保ができていない。それでもそれらの水源を求めて、女性や女児らが、頭に20リットル大の壺を載せて毎日3~4キロを歩き水を運搬する重労働を余儀なくされており、大きな負担となっている。

■実施内容:現状調査、10世帯への雨水貯留タンク設置、雨水貯留タンクの雨水の水質検査、安全な水や衛生に関する啓発活動、雨水貯留タンク利用組合(Jal Sabha)の結成

■想定される受益者数:50人

■想定される効果: 10世帯が継続して利用可能な飲み水の水源確保、水の購入費用削減、女性や女児の負担軽減

■実施期間:2016年1月~6月(予定)

詳しい報道資料はこちら

【ダルビッシュ 有 水基金】とは

2007(平成19)年3月、ダルビッシュ有投手(現:テキサス・レンジャーズ所属)は、日本水フォーラムと協力して、水不足や水の汚染などに苦しむ発展途上国の人々に安全な水を提供することを目的に、「ダルビッシュ 有 水基金」を設立しました。 同基金には、ダルビッシュ有投手の勝利試合ごとにご本人から寄付される10万円、および一般の賛同者の方の寄付が積み立てられており、その総額は約1,600万円となっています。(2016(平成28)年1月現在)

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