「ダルビッシュ 有 水 基金」第12号プロジェクト(パキスタン)開始のお知らせ

報道関係各位

日本水フォーラムは、2018年4月より、「ダルビッシュ 有 水基金」第12号プロジェクトを以下概要の通り実施致します。(報道発表文書PDF

「ダルビッシュ 有 水基金」第12号プロジェクト実施概要
場  所: パキスタン、ハイバル・パフトゥンハー州、チャルサダ郡、ドーセラ村
期  間: 2018年4~10月頃(予定)
受益者数: 同村の住民、50世帯、404人(女性242人、男性92人、子ども70人)
実施内容: 同村に閉口式の井戸を建設し、既存の井戸に代わる安全で持続可能な水源を確保する。
・ハンドポンプ付き井戸10基を建設、井戸修理基金を設立、維持管理の為の各種委員会を設立
・維持管理トレーニング実施、水と衛生に関する啓発活動、地方行政官とのネットワーキング等
実施の背景等:
洪水に対し脆弱な地域にある同村では、頻発する洪水により、既存の開口式井戸に汚水が流れ込む。住民はこの井戸の水や、付近の汚れたカバル川を水源とする生活を余儀なくされている。大規模な災害時にこそ政府等の緊急支援が及んだが(2010年)、それが途絶えた後、貧困率の高い同村では、依然として水不足の問題が残されている。そのような環境下、同村で、草の根レベルで課題解決に取り組む現地パートナー団体への支援を実施する。

【ダルビッシュ 有 水基金】とは
2007(平成19)年3月、ダルビッシュ有投手(現:シカゴ・カブス所属)は、日本水フォーラムと協力して、水不足や水の汚染などに苦しむ発展途上国の人々に安全な水を提供することを目的に、「ダルビッシュ 有 水基金」を設立しました。同基金には、ダルビッシュ有投手の勝利試合ごとにご本人から寄付される10万円、および一般の賛同者の方からの寄付で成り立っています。その総額は約1,738万円となりました(2018(平成30)年3月31日現在)。詳しくはこちらをご覧ください。

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