8月は一年で最も暑く、一番水を使う量が多い月であることから、水についての関心が高まる時期です。8月の初日は「水の日」(8月1日)、この日を初日とする一週間(8月1日~7日)は「水の週間」と呼ばれ、水に関する様々な啓発行事が毎年実施されています。特に今年は、3月に水循環基本法が成立したことから、「健全な水循環により、水の恵みを享受できる社会を目指して」がテーマとなりました。
日本水フォーラムは、8月12日~14日に東京国際フォーラムにて開催された「水の週間中央行事」(主催: 水循環政策本部ほか)において、水循環をテーマとしたワークショップを開催しました。
1. 「LEGO®でつながる、広がる。夏休み親子水教室~水とみんなのつながりをカタチにしてみよう!」開催概要
開催日時 | 平成26年8月12日(火)~14日(木)10時30分~12時00分(3日間開催) |
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会場 | 東京国際フォーラムG701会議室(東京キッズジャンボリー会場内) |
対象 | 親子(小学生) 定員32名/回 |
主催 | 特定非営利活動法人日本水フォーラム |
ファシリテーター | 日本水フォーラム 副ディレクター 浅井重範(LEGO® SERIOUS PLAY®メソッド*認定ファシリテーター) |
ねらい | 人々の生活や思い出が水を通じて繋がっていること、水は循環資源であり、水が関わる様々な事象に因果関係あることなど、水循環の全体像や概念を学び取ってもらう。 |
プログラムの特徴 | 自身の記憶や経験と強く結びついたものからワークを展開、繋がりや相互依存関係を目に見える形にしてみることで、参加者は、一方的な講義では得られない実感と深い理解を楽しみながら得ることができます。 |
*LEGO® SERIOUS PLAY®メソッド: 近年、ビジネス分野でも注目を集める、LEGO®ブロックを使い、組織のビジョンや戦略構築、チームビルディングなどを行うためのファシリテーション手法。NASA(アメリカ航空宇宙局)のミッション策定の際にも用いられた。 » 参考リンク *本ワークショップは、同手法を基礎に、小学生親子向けの水教育プログラムとして、日本水フォーラムが独自に企画構成を行ったものです。 |
2. ワークショップの様子
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会場の様子
- 水にまつわる「ハッピーなこと」と「嫌なこと」を組み立て
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それぞれの繋がりを考えてみよう
- 実際に繋げてみると
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雨→水利用→排水処理→川・海→蒸発→雨という水循環に
- テーブルごとの水循環の発表
【本件に関するお問合せ先】
E-mail: lego4workshop[at]waterforum.jp
※[at]を@にご変更のうえ送信ください
日本水フォーラムでは、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドを基に、様々なオリジナル教育・啓発ワークショップを開発・展開していきます。
次回のワークショップ情報: 平成26年9月27日(土)「みんなで防災について考えよう!レゴ・シリアスプレイ®ワークショップ」(東京都渋谷区 ケアコミュニティ・美竹の丘)